松皮餅ご存知ですか

このお餅、途方もない手間ひまかけられているのですが、ご存知ですか?

この餅の為に、まずは赤松の木を伐り倒します。木の皮を剥ぎます。

かたい皮を煮て柔らかくして、叩いて砕いて、ついたお餅に混ぜてお餅部分ができます。

中身の餡子はこしあんですので、それだけでも手間がかかります。

やっと、お餅と餡子が合体して、大福餅の状態になって出来上がるというものだそうです。

なのに、お値段一個100円です!!!

矢島に2人、鳥海町に1人の計3人しか作れる方がいないそうです。

お味は、私好みの餅部分に甘味が無いタイプで、餅部分が若干多めの餡子は少し塩味を感じる絶妙に美味しいのです。

主人の亡き祖母が作ってくれた大福にそっくりの味で、懐かしさに涙が出そうになってしまいました。

そもそも、何故に松皮を入れているのかワカラナイのですが(笑)松皮の風味があるといえば、あるかな?くらいのものですが、そんなに難儀をして入れてくれているのに、感じてない私にも腹が立つというものです(笑)ばかばかーとぽこぽこ頭を叩いています。

全国ネットのTV番組で偶然紹介されていてビックリしました。

たまたま、秋田駅の一階にあるやさい屋さんのレジ横に売っていたので買ったのですが、あまりに美味しいので、ネットで注文したのです。注文した数時間後にTV番組で紹介されていたので、松の木を伐りから始まる行程と、作り手の方がご高齢なうえ、3人しかいない事実を知り、複雑な気持ちになりました。気持ち的には弟子入りしたいような(笑)松皮いれないでも充分美味しいのでは?!というよこしまな考えも・・・・・

もし機会がありましたら是非食べてみて下さいませ~~~~♪